飯田ビジネスネットワーク支援センター

飯田ビジネスネットワーク支援センターとは

飯田下伊那地域の工業は、精密加工や電気機器などを中心に多彩に発展しています。「飯田ビジネスネットワーク支援センター」は、第3セクターの共同受注窓口として、当地域企業のコーディネートを行っています。当センターでは、精密・電子・光学などの様々な業種に幅広く対応し、お客様に最も適した企業を無料で紹介し、ビジネスの仲介を行います。

専門のオーガナイザーが、試作品から量産物までの幅広いニーズにお応えしています。価格、納期等についても、お気軽にご相談ください。

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LED防犯灯の共同開発

当センターがある飯田市は平成21年1月に環境モデル都市に指定され、市内の既存防犯灯のLED化を計画しています。LED防犯灯については、飯田市より当センターの共同受発注グループに製品開発依頼があり、2つのグループが取り組んだ結果、LEDの特性に対する対応・コスト・規格・デザイン等の様々な課題を解決し、2機種の防犯灯開発に成功しました。

今回のLED防犯灯の製品開発により、複数の企業が連携し共同開発につながったことや地域と企業が一体となって取り組むことができたことは大きな成果であり、中小企業を取り巻く環境が厳しい中で、地域経済活性化につながる取り組みとなりました。

今後は、産官が連携しながら、地元への普及と地域外への積極的な販路開拓を行っていきます。

LED防犯灯改良製品の開発

平成21年1月に飯田市が環境モデル都市に指定され、環境に対する様々な取り組みを行う中で、平成21年度において、市内に6000基ある防犯灯の内、半数の3000基をLED化しました。

LED防犯灯に関しては、飯田下伊那地域の地元企業で構成する共同受発注グループにLED防犯灯製品の開発を依頼したところ、2つの企業グループが取り組みを開始し、LEDの特性を生かした上で、コスト・規格・デザイン等の様々な課題 を解決し、2機種の製品開発に成功しました。これにより既存の防犯灯に比べ消費電力が約2/3となり、温室効果ガスの削減が可能となりました。

また、このLED防犯灯の製品開発により、複数の企業が連携し共同開発につながったことや地域と企業が一体となって取り組むことが出来たことは大きな成果であり、中小企業を取り巻く厳しい環境の中で、地域経済活性化につながる取り組みができました。

そしてこの度、この企業グループが開発したLED防犯灯をさらにバージョンアップすることに成功しました。これにより更なる省電力化が可能となり、CO2の削減量が大きくなるとともに長寿命化した製品として、自治体の皆様に提供できる体制が整いました。